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遠州浜松「里の家」里山の暮らし

浜松市北区都田町の里山に魅せられて、森と田んぼと畑のある里山、築120年の古民家で暮らし、みやこだ自然学校をしています。
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50歳になったら森づくり

みやこだ自然学校をはじめる前から、50歳になったら森づくりに専念すると決めていた。40歳になった時に、40歳にふさわしい活動をしようと模索していたところ、清里のキープ協会を知りインタープリターズキャンプに参加した。それが2001年の5月だった。あれから6年と3ヶ月。循環型社会のミニモデルを仲間と体験するという自分なりの環境教育のスタイルがほぼ確立した。今、46歳。残り4年と6ヶ月。2012年の3月まで何ができるのかを考えている。

みやこだ自然学校にはの3つのフィールド(畑・田んぼ・森)とのひとつの拠点(滝沢あそび村)がある。畑は1年サイクルなのでなんとでもなる。田んぼははじめたばかりだが、ちゃんと稲穂をつけてくれた。手間はある程度かかるが広くないので管理できるはず。森はまだまだ間伐や枝打ちが必要。一度、計算したところ延べ6ヶ月かかる。新月伐採は10月から1月の間、この時期は枝打ちもダメージを与えない。チャンスはそれほど多くない。新月の1週間前からとすると4週間しかない。当然、雨などの天候や仕事などの都合でできない場合もある。

間伐したとしても活用しなければ意味がない。今年度は「森の隠れ家づくり」をして、来年はミニログハウスづくりをしたいと思う。それに応じて今年の冬の間伐量を計算する必要がある。もちろん、切ったらコナラの苗を植える。森づくりは途中になるが、それは後輩に任せよう。

問題は道具だ。電動チェーンソー、簡易製材機やウインチ、電源のソーラーシステムなどトータルで80万かかる。花王・みんなの森づくり活動助成が10月の締きり。申請が通れば3年間で合計上限100万が受けられるが狭き門。トライしてみようと思う。

50歳。浜松・遠州での気のいいひとたちと別れて、人生をリスタートさせたいと思っている。どこで森づくりをするかはまだ決めていない。ただ、涼しい高原とか清流とか湖のある場所。温暖化が進み夏が長くなると、体力がもたない。

期限を決めておいた方が集中できる。来年から3年間はひとづくりもテーマ。残り4年と6ヶ月。子どもたちに心の軌跡に残る体験ができるようしたい。いい風が吹いてくれることを願って。
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[ 2007/09/13 23:24 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)