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遠州浜松「里の家」里山の暮らし

浜松市北区都田町の里山に魅せられて、森と田んぼと畑のある里山、築120年の古民家で暮らし、みやこだ自然学校をしています。

ヘイケボタル

今はヘイケボタルがこのあたりに光ってます。あまり飛びません。
22時頃あたりから0時頃までの間が、よく光っています。
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[ 2016/06/26 20:12 ] 生き物たち | TB(0) | CM(0)

フィールド調査

明日、6月8日 専門家チームによるフィールド調査を里の家でやります。
今年度、来年度にかけて里の家の里山の生態系を理解した上で森の整備したいと考えています。
里山の再生は、全国で行われていますが、暮らしに必要な里山に再生する事例はほとんどありません。
「里山整備は本当に生物多様性につながるのか」を調査で検証したいと考えています。
ひとが自然と暮らす、自然に暮らすことは、命を生かし、命に生かされること。
田んぼに水を引くことで、カエルの命がつながるように、カエルのためではないけれど、結果としてそうなるひとの暮らし方。
森の整備でも同じことが言えるのかどうか。
その疑問がふつふつ沸き、主な伐採はしましたが、森の整備はまだ途中にしてあります。
調査の結果をふまえて、薪や炭のコナラを育て、アロマ、しいたけ、薬草、染料、木の実、ナッツ類といった植物を植えるのは来春にしたいと考えています。
野鳥調査4:30~9:00 阿部 弘一郎さん
動物調査10:00〜12:00 加藤が担当
昼食時に打ち合わせをします。お弁当持ち。
昆虫調査13:30〜16:00 細田昭博さん(元桶ケ谷沼ビジターセンター所長)、大庭俊司(野路会)
植生調査13:30〜16:00 鈴木満帆さん(椎ノ木谷保全の会)
参加費はひとり500円です。
申し込みは里の家 加藤
まで。
[ 2014/06/07 14:08 ] 生き物たち | TB(0) | CM(0)

掛川花鳥園のハリスホーク

金曜日に森町、掛川、菊川と取材だったので、ついでに掛川花鳥園へ行きました。2月1日から始まったファルコンショーが狙い。午後1時からだったのでかきあげとそばの御膳を食べました。そばはなかなかいい味でした。

今、バードピアのサポートに月4回程度、入ってます。森林公園を代表するオオタカの模型というかカービングがないので、それなら作ってみようかと引き受けました。オオタカは翼長1.3m。間近で見たこととがないので、ディテールのイメージが湧かない。ファルコンショーに登場するタカはハリスホーク。オオタカとは違うけれど、参考になりました。うーん、かっこいい・・

掛川花鳥園
http://www.kamoltd.co.jp/kke/

掛川花鳥園のハリスホーク

[ 2007/03/11 18:14 ] 生き物たち | TB(0) | CM(0)

イノシシの死

子ども合宿の2日目、都田川にかかる橋の下でカレーを作っていた時のこと。子どもが何かを見つけて騒いでた。何だろうと思って見てみると、どうやらイノシシらしき屍。タヌキやハクビシン、アナグマには模様があるけれど、それにはなかった。毛並みなどから、僕の結論はイノシシ。大きさからして生獣ではなく、まだ若いイノシシはどうしてこの場所で、息絶えたのだろう。子どもたちに質問されたが、まさに骨と皮だけになっていたので、まったく分からない。恐らくネズミなどに食べられてしまったのだろう。

不思議だと感じたのは、その場所は9月に石積みアートをやった場所で、石積みのすぐ脇だった。まるで墓石のような石積みに寄り添うように、そのイノシシが屍を晒している。屍があったから、墓石のように感じたのだろう。どことなく、石積みの場所を選んだ、あるいは行き着いた、というような気がした。その場にいる時は、漠然とした、そして微かな感傷と違和感だけが残った。それが何だったのか、僕にはしばらく分からなかった。

微かな感情を辿っていくと、「供養」という言葉に行き着いた。ああ、そうなんだ。何かの理由で人に屍を晒す事になったイノシシは、イノシシらしくない。野生の生き物は人知れず死んでいくもの。石積みの近くで亡くなったのなら、その石を動かしてイノシシを隠してやることが、イノシシの供養になるはずだ。イノシシの墓をつくり、手を合わせても良かったのではないか。

人がつくった文明が、いろいろな生き物から生きる糧を奪っている。イノシシの死因は分からないけれど、僕にはどこか、その死が人間のせいのような気がしてならない。車に轢かれたのかも知れないし、何かのゴミが胃を詰まらせたのかも知れない。もちろん、人間とは無関係の原因だったかもしれない。それでも、僕はやはり、あの場で供養しなければならなかった。人生に後悔はつきものだが、こうした自然との付き合いでこれほど、後悔したことはなかった。

明日、一人で供養しに行こうと思っている。
[ 2006/10/11 23:28 ] 生き物たち | TB(0) | CM(0)

クロマドボタル

 そろそろヘイケボタルの時期かなと思って、都田川の中流あたりへ出かけました。ぴかぴかと細かい点滅はきっと、ヒメボタル。石垣のところでぼんやりとした光を見つけて、近付いてみると、そこにはホタルはいない。変だな~と思って別の光のところへいくとやっぱりいない。その代わりに芋虫みたいなモノがごそごそと動いていて、しばらくするとその芋虫のお尻が光りました。おおっっ、新種発見かとも思いさっそく、家に帰って調べてみると、クロマドボタルであることが判明。
 幼虫の時は陸で過ごして発光するれけれど、成虫は発光しないらしい。珍しいなぁ・・。幼虫は落ち葉の間などにいて、かたつむりとか食べるとのこと。
[ 2006/07/08 00:35 ] 生き物たち | TB(0) | CM(0)